Nobutada OMOTE SandwichPhoto:Nobutada OMOTE Sandwich

名和晃平 《Tornscape》
2019, photo: Nobutada OMOTE | Sandwich, installation view, “Throughout Time : The Sense of Beauty”, Nijo-jo, Kyoto, Japan, 2019

「ONE DOJIMA PROJECT
Art Gallery」にて
名和晃平氏・映像作品“Tornscape”を上映

「Brillia Tower 堂島」では「旅とアート」をテーマに、世界のトップアーティストたちの作品を展示。

シンボルとなるパブリックアートのひとつを、世界的に注目される日本の彫刻家、名和晃平氏が手がけることが決定しました。

名和晃平氏のパブリックアート設置に先立ち、本件が特別協賛するエリア・アートイベント「ART WALK 堂島 /中之島」の開催に合わせて、
6月3日(金)~6月5日(日)の間、「Brillia Tower 堂島」ゲストサロン内にて、同氏の映像作品“Tornscape” (プログラマー 白木良氏、 音楽家 原摩利彦氏とのコラボレーション)の、一般公開を行います。

他ネザーランドダンツシアターNDTの60周年記念公演として、振付家 ダミアン・ジャレ氏と彫刻家 名和晃平氏、映像作家 ラヒ・レズヴァニ氏による協働で制作されたパフォーミングアートの映像作品“Mist” 50分を特別上映します。本作品は18名のNDTダンサーが参加し、名和氏はコンセプトと舞台セット及び霧の演出を担当されました。

また、本作のみならず、同氏の平面作品も合わせて展示を予定しております。

アートの拠点としてますます注目され、大阪のみならず日本が世界に誇るアートの街、堂島・中之島エリアで展開する当プロジェクトにご期待ください。

日時

期間限定2022年6月3日(金)~6月5日(日)
※インターネット事前予約制 / 入場無料 ※17時の回のみ、映像作品“Tornscape”(約10分)と、
日本初公開作品“Mist”特別上映(約50分)の2本立てとなります。

場所

Brillia Tower 堂島 ゲストサロン
〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満二丁目7-2
名和 晃平 Kohei Nawa

名和 晃平Kohei Nawa

彫刻家/Sandwich Inc.代表/京都芸術大学教授
1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。博士第一号を取得。2009年「Sandwich」を創設。名和は、感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。近年では、アートパビリオン「洸庭」など、建築のプロジェクトも手がける。2015年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演中。2018年にフランス・ルーヴル美術館 ピラミッド内にて彫刻作品“Throne” を特別展示。